カテゴリー「● 人物(暁烏敏、泉鏡花、泰澄大師、寺田寅彦)」の3件の記事

2018年9月 8日 (土)

寺田寅彦、天災は忘れた頃にやって来る! 昨今の日本列島は、天災は忘れる間もなくやって来る!地震はひずみ集中帯で発生、とは(2018.9.8)

 天災とは、広辞苑によると、暴風、地震、落雷、洪水など、自然界の変化によって起る災害のことで、特に稲作に大きな影響を及ぼす可能性のある5月から11月初め頃を天災期という。

天災は忘れた頃にやって来る」、この言葉は、寺田寅彦が、地震や台風、風水害などの天災予防の重要性を随筆で訴え、中谷宇吉郎が恩師の考えを広く紹介した警句という。

寺田寅彦(てらだとらひこ、1934年(昭和9年)、57才、東京、google画像) 寺田寅彦記念館(友の会公式HP、小津町、高知):http://toratomo.yu-nagi.com/index.html.

 関東大震災を経験した寅彦は、防災の指針ともなる、随筆「天災と国防」を記述し、政府は毎年9月1日を「防災の日」と定め、各所で防災訓練等が行われるようになりました。http://www.sei-inc.co.jp/bosai/1923/

 が、東日本大震災(2011.3.11)以降、熊本地震(2016.4.14)、先日の超大型台風21号上陸(2018.9.4)、北海道胆振東部地震M7(2018.9.6)など天地異変が続き、近年ではむしろ「天災は忘れる間もなくやって来る」というべき状況が続いているようにも見えます。日本の地震被害(気象庁): https://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/higai/index.html

 忘れたころに来るのか、忘れる間もなく来るのか。次は何かを知るすべはありませんが、次も必ず来ることだけは確かです。 普段から、震災に対する備えを忘れないよう、心がけたいものです。

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北海道胆振東部地震災害、2018年9月6日

 このたびの平成30年台風21号〈9月4日)北海道胆振東部地震(9月6日)災害で、お亡くなりの方々には、心よりお悔やみを申し上げるとともに、被災に遭われたすべての方々にお見舞いを申し上げます。また、救命と救助活動において、作業のご無事と1人でも多くの方が救助され、被害が最小限におさまることを祈っています。

(Link)

〇 社説、天災は忘れる間もなく、週のはじめに考える、文明進むほど激烈に、相次いで発生する、減災の手がかり探せ(北陸中日新聞、2016.12.11) :http://editorial.x-winz.net/ed-35692

〇 天災は忘れた頃にやって来る、という天災予防の警句(寺田寅彦、物理学者、随筆家)、とは(2010.6.12): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/2010612-69fd.html

〇 巨大地震(活断層型、海溝型)、活断層研究(地道に発展50年)、地震学(基礎段階、予知の理想と現実に悩む)、とは(2013.4.20): http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-82cc.html

(追加資料)

〇 地震は「ひずみ集中帯」で発生

 歪集中帯(ひずみしゅうちゅうたい,wikipedia)とは、長期的に見て、地殻変動による歪みが特に集中している地域のことである。日本では、1990年代以降にGPSによる精密な測地が可能となったことにより、その存在が明らかとなった。主な歪集中帯として、新潟-神戸歪集中帯日本海東縁部の歪集中帯がある。

ひずみ集中帯(wikipedia): https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%AA%E9%9B%86%E4%B8%AD%E5%B8%AF

ひずみ集中帯の重点的調査観測、研究プロジェクト(防災研): http://www.hizumi.bosai.go.jp/

ひずみ集中帯の解明を目指して(地震本部): https://www.jishin.go.jp/resource/column/2011_1103_01/

ひずみ集中帯(地震本部): https://www.jishin.go.jp/resource/terms/tm_tectonic_zone/

ひずみ集中帯(日本地震学会): http://www.zisin.jp/publications/pdf/nf-vol99.pdf

〇 日本海溝沿い海域 30年以内に大地震 調査委が予測改訂 2019.2.27

 政府の地震調査員会(委員長・平田直東京大教授)は2019.2.26日、東北-関東地方の日本海溝沿いの海域で、今後30年間にマグニチュード(M)7~8の大地震が起きる可能性が高いとする予測を公表した。http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2019022702000097.html

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 平田委員長は「大震災があったので、しばらく大きな自信は起きない、とは考えないで欲しい」と警戒を呼び掛けた。(北陸中日新聞、2019.2.27)

 

2018年8月21日 (火)

泰澄大師(たいちょうだいし)、奈良時代、霊峰白山に初登拝!その歩みを熱演(8月18日)、白山市、石川県、とは(2018.8.21)

 白山を開いた奈良時代の僧、泰澄大師(たいちょうだいし)を描いた演劇「白き禅定」が8月18日、白山市松任学習センターホールで上演され、340席を超える客席は、立ち見が出るほど盛況だった。市民演劇集団の白山市演劇協会が主催した。

〇 演劇「白き禅定」、奈良時代、泰澄大師、白山開山!

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演劇「白き禅定」で迫力ある演技を披露する出演者、白山市松任学習センターコンサートホール、白山市、石川県、北陸中日新聞、2018.8.19

泰澄大師の歩み熱演 松任で劇上演(白山市演劇協会):http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20180819/CK2018081902000236.html

 (解説) 舞台は、泰澄大師の生い立ちから白山を開山するまでを描く。1300年以上前、越前国麻生津(福井県南部)で生まれた泰澄大師は、越智山で厳しい修業をしながら、はるか遠くに見える白山に畏敬の念を抱くようになった。

 「いつかあの白い山に登り、菩薩(ぼさつ)に会いたい」。そう強く願い、弟子と千日間の厳しい修業を積み、霊峰白山への登頂を果たした。舞台では、菩薩を拝めた様子などを声を張り上げ、感情豊かに表現していた。(北陸中日新聞、2018.8.19)

〇 奈良時代、泰澄大師が霊峰白山に初登拝!

  霊峰白山は、神体山として、年中、峰々に白雪をいただくことから、「白き神々の座」とも呼ばれ、農耕に不可欠な水を供給する「水神の山」、日本海を航行する指標となる「航海の神」として信仰されました。

 また、白山は、仏教の影響により、人の足の踏み入れを許さない「禁足の霊山」から、「修験の聖地」へと変わり、奈良時代、717年(養老元年)に初登拝したのが、「越の大徳」と称された、泰澄(682~767)と伝えられています。

〇 泰澄大師

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泰澄(たいちょう、白山信仰、白山比咩神社): http://www.shirayama.or.jp/hakusan/belief01.html

(解説) 泰澄は越前国麻生津(あそうづ、福井市三十八社町)の生まれで、若いころに近くの越知山(おちさん)で修業した後、白山を開山したとされています。

 越前国から分かれて加賀国ができたのは、823年(弘仁14年)とされるので、当時の白山は、加賀国ではなく越前国に属していました。

 平安時代から江戸時代まで、泰澄伝説を受け入れ、天台宗系の神仏習合が行われ、白山寺と白山宮が併存し、僧侶と神主が共存して、明治時代の神仏分離まで、宗勢を広めました。

 明治時代末期には、白山比咩神社(鶴来、のち白山市、石川)を総本社とする全国2700社に及ぶ白山神社が確認されており、現在も全国的な活動が続けられています。

(Link)

 〇 白山開山1300年(2017年7月1日)、白山夏山開き、奈良時代、泰澄大師が初登拝、白山登山の思い出、白山下山仏、とは(2017.7.6): http//kanazawa-kuratuki.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/130071-ce41.html

 〇 白山にまつわる伝説と説話、わらじ伝説(富士山と背比べ)、日本最高峰(50年間、新高山、玉山とも、台湾)、泰澄(白山開山)弟子、臥行者の飛鉢の法力(信貴山縁起と類似)、富士山世界文化遺産、とは(2010.8.29):http://kanazawa-sakurada.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/2010829-05e1.html

2018年8月 7日 (火)

暁烏敏(あけがらすはや、宗教家)石碑、母を憶うやすらぎの詞、十億の人に十億の母あらむも わが母にまさる母ありなむや、辰口福祉会館、能美市、石川県、俳人子規と虚子との関り、とは(2018.8.7)

 白山麓の辰口福祉会館(能美市、石川県)は、地域住民の健康と憩いの場として、温泉施設、「ふるさと温泉」を提供しています。 大浴場の源泉は、含食塩芒硝泉で、リューマチ、創傷、慢性湿疹、婦人病、更年期障害、高血圧症などに良く効く、という。 

 そこの玄関入口左側広場には、和気の岩やのの石とばば石と同じ、流紋岩の露頭があり、その一つに、ふと、宗教家、暁烏敏(あけがらすはや)の母を憶うやすらぎの詞、十億の人に十億の母あらむも わが母にまさる母ありなむや、が刻まれた石碑が目に付き、吃驚しました

〇 流紋岩の露頭と石碑 

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流紋岩の露頭と石碑、暁烏敏、母を憶うやすらぎの詞、辰口福祉会館ふるさとの湯、玄関入口東側の広場、能美市、石川県

〇 暁烏敏

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暁烏敏(1877~1954、宗教家、真宗大谷派僧侶、白山市生れ、石川県)、http://www.city.hakusan.ishikawa.jp/kankoubunkabu/bunkasinkou/senzin/akegarasu.html

(解説) 清沢満之(きよざわまんし、1863~1903、宗教思想家、真宗大谷派僧侶、名古屋生れ)に師事しして、ともに東京本郷に浩々洞を開き、1901年(明治34年)に雑誌「精神界」を編集,発刊、歎異抄の近代的普及にも貢献した。戦後の1951年(昭和26年)、真宗大谷派の宗務総長に就任し、同朋生活運動を展開した。1950年(昭和25年)、蔵書を金沢大学に寄贈、暁烏文庫と名付けられた。

(Link)

 〇 暁烏敏師像と歌碑(松任ふるさと館、松任駅前東側広場、白山市、石川県): http://www.hakusan-museum.jp/furusato/museum/ 

 〇 暁烏敏(あけがらすはや、1877~1954、ウィキペディア):
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9A%81%E7%83%8F%E6%95%8F

 〇 辰口福祉会館 ふるさと温泉(能美市、石川県):http://www.notozi.com/ishitatunokuti.htm 

 〇 辰口福祉会館(能美市ふるさと振興公社、石川県):
http://www.nomi-furusato-kousha.jp/facilities/index.html

 〇 暁烏敏が生まれた、明達寺(みょうたつじ、真宗大谷派、白山市北安田町、石川県):https://www.isitabi.com/hakusan/myoutatui.html

(追加資料)

 〇 子規、虚子 季節詠んだ句 白山で掛け軸や色紙 展示 2019.3.6

 白山市北安田町の真宗大谷派明寺に生れた僧侶暁烏敏(1877~1954)と交流があった俳人正岡子規(1867~1902)や俳人高浜虚子(1874~1959)らの作品を集めた企画展「『ホトトギス』子規と虚子」が2019.3.5、市千代女の里俳句館で始まった。4月7日まで。

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正岡子規や高浜虚子らの作品が並ぶ会場、白山市千代女の里俳句館、石川県

 子規や虚子が季節をテーマにした句を記した掛け軸や敏の色紙など7点が並ぶ。敏が生前の子規について書いたエッセーを掲載した俳誌「ホトトギス」も展示されている。同館の担当者は「著名な俳人と白山市の関りを知るきっかけにしてもらえば」と話している。(北陸中日新聞、2019.3.6)

 

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